卑屈ウジ虫ギョウ虫日記

外面が良く、朗らかで明るく楽しい子と周囲から評価される28歳アラサーウジ子。
しかしてその実態は、卑屈な考え方により脳内ウジ虫だらけの蟯虫野郎であった。
誰にも言えない卑屈な日々を綴る、そんな秘密のダイアリー。

おっきい、おっきい、こぉ~んなおっきい 虫

週末の48時間の内、38時間は布団の中にいました。ウジ子です。
28歳アラサーOLです。
アラサーという響きに色々と焦り、婚活パーティーに行く時もあるのですが、それは世間のプレッシャーに負けているだけなのであります。極端な話、そういったものを全て取っ払ってしまったら、そう、例えばいきなり世界の昆虫が一斉に巨大化して、この世にたった1人生き残ったら。誰でも布団の中で全て忘れておやすみなさいするでしょう。
私が言いたいのはつまりそういうことなのです。人はそれを強がりとでも言うのでしょうか。
布団の中で読んだ漫画は「食糧人類」です。でっかい虫が出てきて面白かった。


虫、と言えば、小さい頃のウジ子はダンゴムシが大好きな可憐な少女でした。
小さい子というものは無慈悲で残酷な好奇心に溢れている生き物です。ウジ子もその例に漏れず、2Lペットボトルに水を満タンにして、見つけたダンゴムシを片っ端からそのペットボトルに投入していく遊びをしていました。水に浮いたダンゴムシさん。昔酔っ払った友人が一気飲みした、ごましおを振った水があれによく似ていました。私がこうして卑屈ウジ虫になったのは、因果応報かもしれません。
そんな卑屈で根暗なウジ子は自分自身それを認識しており、その反動で外面が異常によくなった部分もあるのかもしれません。
小学校6年生の頃、ウジ子はクラスの中心グループに所属しておりました。その頃クラスではV6人気が高騰しており、中心グループの皆はそれぞれどのメンバーの担当になるかでよくもめておりました。ウジ子は皆にいい顔がしたくて坂本リーダー担当でしたが、やはりダントツ人気は岡田君でしたね。岡田君、今でもかっこいいですよね。
また、モーニング娘。も当時凄い人気で、ミニモニやプッチモニなどのグループが派生しましたね。ウジ子はモー娘ごっこをすれば保田役、ミニモニごっこをすればミカちゃん役でした。押し付けられていたわけではなく、自ら率先して選び取っていました。大事なのはその姿勢です。そうしてにこにこ保田を演じることで、卑屈ウジ虫でも中心グループでもうまく立ち回っていたわけです。
小学校の卒業アルバムには「うちらずっとずっと大親友やけんな」とどこぞの方言かわからないメッセージが乱立しましたが、結局小学校を卒業後16年、今日まで一度も会っていないだなんて、誰が想像できたでしょうか。もしかしたら皆隠していただけで、ウジ子と同じだけの上辺の付き合いをしていただけなのかもしれない。だったら無理してアイドルごっこをするんじゃなくて、石の裏の虫殲滅ごっこをすれば良かったな。今でも大きな石があるとその裏側を確認してしまう28歳アラサーOLです。


まあとにかく土日に読んだ「食糧人類」が面白かったという話なわけですが、ウジ子はとってこういう人間様がぐっちゃぐちゃにされる漫画は垂涎モノで、何かおすすめがあれば知りたいのです。「GREEN WORLDZ」も面白いですし、ちょっとジャンルは異なりますが、「彼岸島」の炭鉱内の姫も鳥肌立ちましたね。
何か皆さんのおすすめがあれば教えてください。でっかい虫が出てくるやつ。

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