卑屈ウジ虫ギョウ虫日記

外面が良く、朗らかで明るく楽しい子と周囲から評価される28歳アラサーウジ子。
しかしてその実態は、卑屈な考え方により脳内ウジ虫だらけの蟯虫野郎であった。
誰にも言えない卑屈な日々を綴る、そんな秘密のダイアリー。

祝日は天井を見ていると終わる

おはようございます。ウジ子です。


28歳アラサー女ともなると、周囲は結婚ラッシュ。
愛の化身が誕生しているお友達も少なくありません。


私はそんな化身を見る度に、
こんな世に生まれてきて辛かったな、とうっすらと涙を浮かべながら
「カワイイ~」と言うのです。
周囲にとっては、私が口に出した言葉こそが真実なのです。


私にも、20代前半の頃は遊んでくださるお友達がいましたが、
この歳にもなるとなかなか都合も合わず、
お休みの日は1人でぼーっとすることが増えました。


最近天井に浮かんできた赤いシミを眺めながら、
「学生の頃は時間を忘れてモル濃度なんて求めたっけな」などと考えていると
大体夕方になっていたりするのですが、
さすがに最近お一人様に寂しさが募り、婚活パーティーに顔を出すことがあります。


私は卑屈ウジ虫ギョウ虫野郎ですが、へたにプライドが高く、
いや元を正せばプライドが高い故にクソ虫野郎に成り下がっているのかもしれませんが、
とにかく婚活パーティーに来ている有象無象の女共の中で
少しでも優位に立ちたいと思い臨んでいます。


私がアピールできるものと言えば
学歴、年収


そんなわけでプロフィールカードに記載する欄がある場合は
上記を包み隠さず記載しているわけです。


私は「金」をアピールし、「金」が自分の魅力と豪語している。
殿方はそんな私のプロフィールを見て、「すごいね!」と褒めて下さり、
金に釣られた亡者が私とカップリングをするのです。
両者の需要と供給は成り立っており、まさにパーフェクトバランスなのです。


その後 なんだかんだとやりとりをして、愛を育みます。
今もそうして天井を見る寸暇を惜しんで携帯を見ているわけですが、
相手からハートのスタンプが届き、うんざりしているところです。


「私の金目当てなんだろうが 横にドルマークのひとつでも添えてこいよ。どうせデブスにはハートマーク1つ送っときゃ落とせんだろぐらいの気持ちで送ってんだろ。」


と思うわけです。なんたるコントラディクション。


忙しいので天井を見る作業に戻ろうかと思います。
明日も1人。きっと1人。ウジ子です。

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